2026/05/18 11:52

ショップをオープンして早速(!)本を購入してくださったお客様がいて感激…
本当にありがとうございます。自分が心からオススメしたいと思った本を誰かの元に届けられるって、こんなにワクワクすることなんですね。
さて今日は、朝陽珊瑚堂ではどんな本を選んでいるのかについてお話ししていきます。
サンゴ大好き!海大好き!な店主ですが、「海やサンゴに関するものならなんでもOK」なわけではありません。
取り扱っている本たちへのこだわりを語ることが、本を手に取る瞬間のワクワクにつながれば嬉しいです。
わたしが選ぶのは、こんな本だ!
"著者の愛"が伝わってくる本
本を読んでいると「この著者は、本当にサンゴ(もしくはほかの生き物)が好きなんだな…」というのがひしひしと伝わってくる写真や文章に出会うことがあります。
自分と同じものを愛する人に出会うと、嬉しい気持ちになりますよね。朝陽珊瑚堂で取り扱う本を読むことは、まさに海や生き物を愛する第一線の人たちと出会う体験そのものなのです。
わたし自身、人生の大部分を「サンゴが好き!」と人に話すことなく生きてきました。
日常生活にそんな話をする機会がほとんどなかったし、同じかそれ以上の熱量で語り合ってくれそうな人が周りに見当たらなかったからです。
けれど本のページをめくれば、わたしよりもずっとサンゴやサンゴ礁の海を愛する人たちが、「サンゴってこんなに素晴らしいものなんだ!」と語りかけてくれます。
この体験に価値を感じるからこそ、わたしは著者の愛が伝わってくる本を選んでいます。
貴重な"海の記録"となる本
「昔の海はもっとすごかった」「サンゴも今よりずっとたくさんあった」
各地の海を巡っていると、現地の人たちからよく聞く言葉です。
わたしはその度にいつも、彼らの「すごかった海」に出会えなかったことを悔しく感じていました。
わたしが生まれるよりも前に、島のおじいたちが当たり前みたいに見ていた海ってどんな姿だったんだろう。
実は昔出版された本の中に「すごかった海」の姿がちゃんと記録されています。
おそらく著者たちも、当時持っている写真の中で価値があると感じる写真を選んで載せているはず。
だからこそ「本当にこんなサンゴ礁の海があったの!?」と俄かには信じられないような素晴らしい一枚に出会うことがあります。
朝陽珊瑚堂では、50年以上前に出版された本も多数取り扱います。
大切の海の記録が、本当に欲しい人の手に渡るように。本棚の奥で忘れ去られてしまわないように。
貴重な書籍を頑張って仕入れて魅力を伝えていきます。
海への解像度を上げてくれる本
サンゴ礁の海に限らず、世のあらゆるものは「よく視える」、つまり解像度が上がると楽しくなるものです。
美しい写真集から、今まで気がつかなかった美しさを知る。
子ども向けの絵本から、しばらく忘れていた感動を思い出す。
一見難しそうな専門書から、サンゴ礁の海を支える仕組みを学ぶ。
ふと本から目を上げて実際の海を見ると、今までとは全然違ったように感じることがあります。
わたしは常々「自分の眼を育てたい!」と思っています。海にもっと詳しくなりたい。わたしよりも楽しそうに海を泳ぐ人に追いつきたい。同じくらい楽しみたい。
朝陽珊瑚堂ではわたしが海への解像度を上げていくのに間違いなく役立った!と思う本も取り扱います。
中にはタイトルと表紙だけ見たら、サンゴ礁とは直接的に結びつかないようなものあります。
けれど読み終わったときには、きっとあなたの視る海も変わる…解像度が上がっている感覚があるはずです。
届けたいのは本そのものではなく、体験。
朝陽珊瑚堂はサンゴとサンゴ礁の海専門のオンライン書店です。
ですがここまで読んでいただいたらきっとおわかりのように、届けたいのは本そのものではなく体験なのです。
読み終わった時の感動をもっとたくさんの人と共有したいからこそ、自分でオンライン書店をやることを決めました。まだまだ始まったばかりの朝陽珊瑚堂ですが、これからも楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
